遺伝子検査とは、動物が持つ遺伝情報を解析するための検査のことです。
親犬の遺伝子検査によって、遺伝子の突然変異によって子どもに発症する「遺伝性疾患」のリスクを判定することができます。
遺伝子検査の結果には3種類あります。
- クリア・・・遺伝病になる心配がない状態。
- キャリア・・・遺伝病の原因遺伝子を片方の親から受け継いでいる状態。遺伝性疾患を発症する恐れあり。
- アフェクテッド・・・遺伝病の原因遺伝子を両親から受け継いでいる状態。遺伝性疾患を発症する可能性が高い。
リスクがある犬が必ず発症するわけではありませんが、あらかじめ知っておくことで病気の早期発見につながります。
ブリーダーによる両親犬の遺伝子検査結果を、子犬を選ぶ際のひとつの指標にすると良いでしょう。